このたび、愛知県岡崎市にある大樹寺の5つの部屋のバーチャル復元を完成させましたので、お知らせします。大樹寺では、ピコ・ヘッドセットを装着して、部屋の中をバーチャルに見学することができます。襖絵で有名な大樹寺の部屋は、この方法でしか体験できません。 単なる360度回転のフォトスフィアツアーではなく、6つの自由度を持つフルゲームであるため、現実と同じように頭や体を動かして部屋の中を見学することができます。立ち上がって部屋の中を歩き回ることも可能ですが、安全上の配慮から禁止されています。しかし、この機能により、単なる写真よりもはるかにリアルな体験が可能になりました。 このゲーム開発は文化庁の助成を受け、名古屋の株式会社ヒトハタがプロデュースしました。また、このプロジェクトの一環として、プロジェクションマッピングの体験も制作されました。
制作にあたっては、日本、台湾、中国、韓国、ハンガリーなど、国境を越えたチームを編成し、制作にあたりました。その様子は、こちらのショーリールからご覧いただけます。 この体験についてもっと知りたい方、メタバースにおける文化財やその他の場所の再現やプレゼンテーションの可能性に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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